Khan Al Ahmar この村が消えるということ。

エルサレムからバスを乗り継いでKhan Al Ahmar に行ってきた。行ってきたと言っても、人民新聞に記事を寄稿しているガリコ美恵子さんにお連れ頂いた。

Khan Al Ahmar(カーンアルアフマル)
パレスチナ自治政府・西岸地区のエルサレム県にあるパレスチナの村です。2018年には、173人のベドウィンが(92人の子供を含む)、テントや小屋にはそこに住んでいてその数は2010年には100人を上回り、住民の手で学校が作られ地域の150人の子供に教育の機会を与えています。
この村はMa’ale AdumimとKfar Adumimのイスラエルの入植地の間に位置しています。2018年5月、イスラエル高等裁判所は、住民を追放を言い渡した。
国連は、村の解体はジュネーブ条約第4条の違反となる国際法違反となり、戦争犯罪になる可能性があると述べている
以上、Wikipedia から翻訳した。

追記すると、イスラエルの裁判所は2018年10月1日までにここに住むベドウィンの人たち自ら、自分たちの家を壊し村を解体するように言っている。それをしばければ行政が強行で解体する、そしてその解体費用を支払うように!と。

この村が解体されるとこの村を囲む入植地が広がるのは間違いない。そしてそうなるとパレスチナ人はここを通れなくもなる。パレスチナの北と南を分断するということ。物流が滞り、多くのことが機能しなくなるということ。

住民の人と話したら、この村がなくなるというのは自分の住むところがなくなる引っ越しを余儀なくされるという小さいことではない!と言っていた。

しかも彼らはすでに3回、過去に立ち退きをし移動している。そのせいで今は水場がなく(使っていた井戸はイスラエルの入植地に含まれてしまってパレスチナ人は使用不可)高いお金をイスラエルに払って水の提供を受けている。ベドウィンは遊牧をするが昔はたくさんいた駱駝も減りそれは移動があまりできないことと水の問題がある。

例えば、今まで車で30分で行けた場所がチェックポイントで検問を受け、壁を越えて3時間かかるようになるとしたら・・・隣町や隣の市に行くのに自分の国なのに、親戚や友人に会うだけなのに、イスラエルに申請が必要になる、チェックポイントも通過許可書が必要で持っていても必ずしも通れるとは限らない。

占領に反対しているのはパレスチナ人だけではなく、イスラエル人(ユダヤ人)にもいます。とても熱心に反対活動をしています。超正統派と言われるユダヤ人(黒い服とハットでもみあげ伸ばしている系の人)も兵役を拒否していますが、それにより逮捕されています。正統派は暴力に反対しています。そこを見ると右派の考えは宗教から逸脱しているように思えるのは私だけではないはずです。

イスラエルの占領、パレスチナ問題はやはり宗教の問題ではなく政治の問題なのでしょう。

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