ギャラリストに会いに行く。
アーティストに会いに行くことはあっても、なかなかギャラリストに会いに行こう!となることはないように思う。
会いたい人
香月人美さん
画廊香月/Gallery Kazuki 東京・銀座にある現代美術の企画ギャラリー g-kazuki.com
一度福岡市美術館でのイベントで香月さんのお話を聞いた時、共感がありすぎて涙が出たんだった。
きっと価値観の次元が同じ人に違いない。
会ってどんな話をする?どんなネタをわたしは持ってる?
そんなのどうだっていいや。わたしはこの人に会いたい。
https://note.com/embed/notes/n353f632364e8
銀座の奥村ビルへ出向いた。
6階の画廊へ。到着すると香月さんは電話中で勝手に中を見させてもらった。当日は『九州派』の作品が展示されたおり「九州派 / 東京地方 突如来演 2020」展の会期中であった。
九州派ご存知なの?
客席からステージを見るよりもオーラがあった。
話をしてみると、わたしが持っている祖父から譲り受けた九州派の桜井さんの作品、もしかしたら祖父は当時、香月さんがいた福岡のギャラリーで買ったかもしれないし、時期的に考えて一度香月さんの手を触れていると思う。
桜井さんが会わせてくれたのね。
そう仰った。
この頃、わたしは自分自身のことをよく考えていた。自分の存在、清濁どちらも存在するわたしの内側のこと。
演じない自分でいようと思っていた。
同じ言語で話ができる人、そしてパワフルで美しい人。
どんな作品をセレクトしているんだろう、何が好きなんだろう。だから作品を見にギャラリストを訪ねて行こう。
香月さんとは2時間近く話をし最後の最後、同じ中学校の先輩後輩であることが発覚するのであった。
ただの日記です。